そして父になるの主題歌を福山雅治の家族になろうよと勘違いしてない?

2019/01/24
 
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扉子
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是枝裕和監督の映画「万引き家族」がカンヌ映画祭で最優秀賞であるパルムドールを受賞したことを記念して、2018年6月9日・16日にフジテレビ土曜プレミアムにて是枝裕和監督の映画が放送されます。

2018年6月9日は鎌倉の美しい景色も絶賛された「海街dairy」、そして6月16日は新生児取り違え事件に巻き込まれた家族の物語である福山雅治さん主演の「そして父になる」が放送されます。

この「そして父になる」は「家族とは何か」というテーマがありますね。

ですから福山雅治さんの「家族になろうよ」という曲が主題歌かな?と思っている人が多いようです。

主題歌でもおかしくない歌詞でもありますし。

今回は「そして父になる」の主題歌についてお伝えします。

 

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「そして父になる」福山雅治は主題歌を歌っていない?

違うんですね!でも違うんですよ(笑)

「そして父になる」のサントラを探しても「家族になろうよ」は出てきません。

あれ?そうなのかな?と思って探しても出てきません。思い込みって怖いですね(笑)

映画「そして父になる」は2013年に公開され、福山雅治さんの「家族になろうよ」は2011年に発表されています。

「家族になろうよ」と「そして父になる」がどちらも福山雅治さんが歌っていたり主演であることや、内容が家族のことであること、などで関連がある=映画の主題歌?と思っている方も多いようでした。

「そして父になる」の主題歌は?

 

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では?「そして父になる」の主題歌は何なのかというと、ピアノ曲が主題歌となっています。

「そして父になる」は主人公である福山雅治さんの息子がピアノを習っていることから、ピアノ曲が映画前編を象徴的に彩っています。

ブルグミュラーの練習曲やオリジナル楽曲、バッハの鍵盤楽器の為の練習曲(超難しいやつ)が使われています。

そのなかでも有名なのはエンディングで使われた「ゴールドベルク変奏曲」の「アリア」ですね。

主題歌的扱いになっていますね。

G・グールド J.S.Bach ゴールドベルク変奏曲 アリア~第10変奏、アリア(YouTube)

簡単そうに聞こえるんですけど難しいそうです!

映画「そして父になる」サントラについてはこちらでまとめてあります。

「そして父になる」主題歌と福山雅治「家族になろうよ」の関係

「そして父になる」主題歌と福山雅治さんの「家族になろうよ」の関係はないですよね。

が!「家族になろうよ」のPVを見てみてください。

この男の子は、「そして父になる」で福山雅治さんの取り違えられて6年間を共に過ごした息子・慶多を演じた二宮慶多くんです。

引用元:https://number333.org/2013/09/29/movie-soshite-titininaru/

だから余計に「家族になろうよ」が「そして父になる」の主題歌だ!と思ってしまうのかもしれませんね。

「家族になろうよ」の歌詞と意味

 

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「家族になろうよ」の歌詞はこちら。

これから結婚する女性が相手の男性に向けて歌った歌ですね。

どれほど深く信じあっても

わからないこともあるでしょう

その孤独と寄り添い生きることが

「愛する」ということかもしれないから…

引用元:https://www.uta-net.com/song/112355/

私としてはこの部分が一番心に残りますね。

分かり合おうと努力するのも家族で、その結果分かり合えなくても拒絶するのではなくて受け入れる、分からないということすら受け入れるという心の広さ、器の広さを「愛する」ということかもしれないと。

「そして父になる」では自分の思い通りにならない息子にイラつく主人公の姿も描かれますが、自分の思い通りになるから愛する、は自分の思い通りになるのでいいようであって、実は苦しいのです。

いつ自分の思い通りにならなくなるのだろうと不安になり、いつも自分の思い通りにするために見張ってないといけないからですね。

分かり合うということは、自分の考えを押し付けたり相手の考えに寄せてしまう事ではなく、そのまま「分かり合う」ことです。

そう考えてそう行動するのね、そして私はそれについてはこう思う、と伝え合う事。逆もしかりです。

自分の意見に相手が同意してくれたら、自分が正しいような気がして安心できますが、そうでないことも多いとき、孤独に耐えなければなりません。

孤独を回避するために自分の意見を曲げたり、相手の意見を押し込めたりすると信頼関係が崩れてしまうからです。

その孤独に耐えること、それが「愛する」ことかもしれない、というこの歌詞、重いけど真理だと思います。

まとめ

こんなツイートがありました。

「家族になろうよ」は6番ですね。6番は、地味なようですが打線をつなげ、またある程度パワーがある打者の打順なのでとても重要です。

いやそんな解説どうでもいいかもしれませんが、「家族になろうよ」は1番や4番の派手さはないけど底力のある歌として認識されているのだなぁと感じました。

2018年6月16日、21時からフジテレビ土曜プレミアムにて福山雅治さん主演「そして父になる」をピアノとともにお楽しみくださいね。

 

映画「そして父になる」には原作がありました。「そして父になる」と原作「ねじれた絆」を比較しています。

 

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