ACASチップの意味とは?テレビへ内蔵する理由やメリットをわかりやすく解説

2018/06/01
 
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ちょっと前?随分前からテレビを買うと「B-CASカード」というカードをスロットに入れないとテレビが見られなくなりましたよね。

あれってなんなのかご存知ですか?

そして時代は流れ、次は「ACASチップ」が標準になるらしいです。

BがAになった?カードがチップになった?

何が違うんでしょう?視聴者にとって何が変わるのか、なるべく簡単にわかりやすくまとめてみました。

そもそもB-CASカードってなに?


引用元:https://kakakumag.com/av-kaden/?id=11603

このカードがテレビに入ることで、スマホのSIMカードのようなイメージですが、TV番組を受信できるようになります。

今は従来どおり無料で見られる番組もありますが、有料番組も増えていますよね。

 

正式な手続きをしていない有料番組は見られないように、また、無料番組もコピー制限を掛けるなど、B-CASカードは著作権保護のためのものなのですね。

 

その他にもB-CASカードにはこのような役割もあります。

NHKが受信料の徴収を目的に番号登録をうながすメッセージを表示させること、日本国外からの視聴を困難にすることなどがあげられる。
引用元:https://kakakumag.com/av-kaden/?id=11603

 

NHK受信料の徴収を目的に番号登録を促すメッセージを表示させること…。

NHKのゴタゴタを見ていると、なんだかなぁって思ったのは私だけでしょうか。

 

さて、B-CASカードはBS/CS衛星デジタル放送と共に運用が開始され、その後、地上デジタル放送にも適用されました。

 

しかしB-CASカードはハッキングされており、料金を払うことなしに有料番組を見ることが出来るよう改ざんが出来るようです。

法律によりB-CASカードの改ざん、その技術を用いての番組視聴は禁止されています。

 

2018年に運用開始される4K/8Kのために新しいCAS方式が取られることになります。それがACASチップです。

ACASチップってなに?

そもそも4K/8Kって何?ってことですが、


引用元:https://panasonic.jp/viera/digital_fun/whats_4k.html

平たく言えば、「画像が細かくなって超キレイになる!」ということですね。この4K/8KコンテンツはやはりNHKが豊富にコンテンツを制作しています。

誰がACASチップをテレビに内蔵したがってる?

問題はACASチップの働きと、それを内蔵にしちゃうっていうことです。

 

ACASチップには

1.コンテンツ保護のための暗号化(契約してない人は見られないよ)
2.契約状況に応じて番組視聴ができるできないの制御

という2つの働きがあります。

 

この1と2がどちらも必須なのか?内蔵=義務のようなものにしないといけないものなのか?ということなのですね。

1.の暗号化は別にACASチップに入っていなくても良いのです。

B-CASカードやACASチップに求められる働きは2.の「契約状況の確認」これだけなのですね。

契約状況の確認が必要な人は誰?と考えると、それはWOWOWなどの有料放送を提供している事業者になりますね。

しかし、最大契約数を持っているWOWOWですら、約286万契約しかありません。

2017年の日本の世帯数は5340万世帯ですから、ちょっと乱暴ではありますが、WOWOWでさえ全世帯の5%程度の契約数しか持っていないのです。

 

このためにACASチップを内蔵するテレビやレコーダーを製造販売するのはおかしくありませんか?

ここで唯一得をするのがNHKです。

 

NHKが受信料の徴収を目的に番号登録をうながすメッセージを表示させること、日本国外からの視聴を困難にすることなどがあげられる。
引用元:https://kakakumag.com/av-kaden/?id=11603

 

NHK受信料の徴収を目的に番号登録を促すメッセージを表示させること…。

これです。これをさせたいのですね。

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ACASチップがテレビに内蔵されるとどうなる?

しかし別にNHKの受信料もすでに払っているし、あまり気にならないと思う方もおられますよね。

ACASチップは「契約状況の確認」という目的だけを達成するなら不必要なものです。

コンテンツ保護のための暗号化は他にも方法がありますので。

 

しかしACASチップは「視聴できるかできないか」というとても大事な部分を担っているので、不必要なものであるにもかかわらず、故障すると「視聴そのものができなくなってしまう」のです!

 

そして、B-CASカードのように切り離されていないので、故障した場合にチップですから基盤ごと変える必要性が出てきます。

修理代は?誰が負担するのでしょうか?

 

ということから、「ACASチップの目的がよくわからないしいらないような感じなのに、故障したときの視聴者側が受けるリスクが大きすぎる」ので、問題になっているのです。

ACASチップが内蔵されるのはいつから?

4K/8K放送は2018年12月1日から開始されます。ACASチップは内蔵されるのでしょうか?

ACASの機能を提供するハードウエア部分を、端子を通じてテレビ本体外に装着する小さなモジュールとすることで本体基板に直接実装することを回避することをACAS協議会が承諾したようである。そのことは5月中旬までに公表される見通しだ。
引用元:https://toyokeizai.net/articles/-/219097

つまり、ACASチップは外付けにして、内蔵はされないことになったのですね。

しかし目的がNHK受信料徴収ならば今回回避されても、別の機会に再議論されそうですね。

まとめ

ACASチップについてわかりやすく開設してみましたがいかがでしたか?

 

TV番組のコンテンツ保護やNHK受信料徴収など様々な問題が絡み合っているチップなんだなぁと感じました。

こういうことはやっぱり使う側である視聴者が声を上げていくべきだと思います。

 

現在ネット配信のほうが4Kコンテンツ供給に力を入れており(NetflixやAmazon Prime VIdeo)、YouTubeでさえ4K投稿コンテンツが増えてきているそうです。

 

結局「どのような面白いコンテンツを供給できるか」で視聴者に選ばれるのだなと感じました。

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